小笠原 永隆のプロフィール
氏名 | 小笠原 永隆 (おがさわら ながたか) |
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団体名 | 帝京大学 |
部署 | 経済学部 観光経営学科 |
役職名 | 教授 |
生年月日 | 1967年07月31日 |
派遣地域 | 23区 北多摩・南多摩 西多摩 島しょ部 |
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対象地 | 街・繁華街 中山間地域 島しょ部 |
専門領域 | 計画策定 魅力づくり・商品造成 その他 |
地域との関わり方 | 地域密着型 専門特化型 |
アドバイスの仕方 | 協働型 |
自己PR、団体・地域等へのメッセージ
もともとの専門は日本考古学であり、現在も(一社)日本考古学協会および産業考古学会で理事を務めています。長らく千葉県の職員として働いておりましたが、文化財専門職員としてだけではなく、観光および地域づくり行政職員、博物館学芸員など様々な職種を経験してきました。
現在は、この経験を活かし、大学の教員として、主に「文化財を活用した集客交流型地域づくり」について研究し、観光を学ぶ学生の指導を行っています。
私は、専門職員として文化財の保護する立場も経験し、行政職員として地域の文化財(歴史文化資源)について、主に観光方面に活用することも実践してきました。つまり、文化財の保護と活用、双方の立場を経験し、理解することができるようになりました。
今年、文化財保護法が改正され、文化財は保護するだけではなく、積極的に活用する方向に向かうこととなりました。しかし保護側、活用側、双方の文化財の取り扱いに関する考え方の溝は大きく、時には対立してしまうことも多くみられます。
こういう時こそ、私のような者が間に入り、両者を近づけるだけでなく、win-winの関係が構築できるように調整し、文化財の価値を損なうことがないだけでなく、むしろその価値を高めるような(観光方面を中心とする)活用がなされるようにすることが使命であると考えています。
地域の貴重な資源、すなわち宝である文化財を積極的に活用した地域づくりができるように、地域の皆さんとともに考えていきたいと思っています。ご連絡をお待ちしております。
専門分野
観光まちづくりに関する主な実績
事業名 | 依頼者 |
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2013年度~現在 千葉県船橋市・市川市中山地区のまちづくり | NPO法人子育てまちづくり中山 |
2015-16年度 千葉県立房総のむらからはじまる江戸野菜プロジェクト | 同協議会 |
2018年度 八王子のMICE事業推進に関する研究事業 | 大学コンソーシアム八王子・八王子観光コンベンション協会 |
2017年度~ 千葉県鴨川市・南房総市 嶺岡牧の調査研究および活用事業 | 嶺岡牧の活用を考える会 |
これまでにアドバイザー等で深く関わった地域、現在、活動されている地域と、その概要
市町村名 | 取り組みの概要 |
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千葉県船橋市・市川市 | 法華経寺の参道である中山商店会(船橋市)・中山参道商店会(市川市)の連携を進め、地域資源を活用した商店街を中心とする地域の活性化を目指す。 |
千葉県鴨川市・南房総市 | 江戸時代の幕府直轄牧がほぼ完全な姿で残されている嶺岡牧の状況を把握し、その価値を研究することを通じて活用し、地域の活性化を目指す。 |
千葉県木更津市 | 最近は激しい空洞化した状況となっている木更津市街を活性化するために歴史文化資源、特に芸者衆の復活及び観光方面への協力を願い、活用方法の確立を考えた。 |
学歴・職歴等
学歴 | 千葉大学大学院人文社会科学研究科(文化科学研究専攻)博士後期課程修了 |
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職歴 | 財団法人千葉県文化財センター 主任技師 千葉県商工労働部観光課 主査 千葉県総合企画部地域づくり推進課 主査 千葉県立現代産業科学館 普及課 主任上席研究員 公益財団法人千葉県教育振興財団 事業企画課 主査 千葉県文書館 県史・古文書課 副主幹 |
著書・論文・講演等 | ・論文:2012「地域資源としての産業遺産の活用について」『千葉県立現代産業科学館研究報告』第18号 ・論文:2014「文化財をいかに未来に伝えるか」『考古学研究60の視点』考古学研究会 ・講演:2013年11月30日「「産業遺産」と「地域の記憶」」(平成25年度千葉大学公開講座「<記憶>のかたちを考える」、主催:千葉大学) ・講演2018年11月24日「大鹿窪遺跡と地域振興 ~歴史文化資源を活用した集客交流型地域づくり(富士宮市柚木地区柚子の里縄文まつり講演会、主催:柚子の里縄文まつり実行委員会) |
資格等 | 博物館学芸員資格 高等学校専修免許状(地歴科・公民科) |
所属団体に関する情報
住所 |
〒195‐0395 東京都八王子市大塚359番地 |
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