丁野 朗のプロフィール
氏名 | 丁野 朗 (ちょうの あきら) |
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団体名 | 公益社団法人 日本観光振興協会 |
部署 | 総合研究所 |
役職名 | 顧問 |
生年月日 | 1950年12月25日 |
派遣地域 | 23区 北多摩・南多摩 西多摩 |
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対象地 | 街・繁華街 中山間地域 |
専門領域 | 計画策定 組織・人材・財源 魅力づくり・商品造成 |
地域との関わり方 | 地域密着型 専門特化型 総合型 |
アドバイスの仕方 | メッセージ型 協働型 |
自己PR、団体・地域等へのメッセージ
観光の付加価値は「ヒト」がつくります。
地域の未来ビジョンとこれを具体化する事業構築、そしてこれらを推進するためのリーダーやプレイヤーがいなければ「観光」にはなりません。
さらに、地元に住む方々が、地域の歴史や文化、先人たちの努力の軌跡をきちんと理解し、誇りをもつことができなければ真の意味での地域づくりはできません。
これまで、経済産業省の近代化産業遺産群33、続33や、日本遺産の認定と活用、地域の産業資源を活用した「産業観光」などに長年取り組んできましたが、持続する地域は、これらを支える「ヒト」を大切に育て。活かしてきました。事業継承が大切なように、地域も継承されることが重要です。近年はそんな人材づくりに取り組んでおります。
その一つ、平成29年度からスタートした「くれ観光未来塾(広島県呉市)」では、第1期目は17課26人の行政職員の徹底した研修を行いました。民間主導の事業創出をワンストップで支援するためには、行政は何をなすべきか。その成果をもとに平成30年5月から第2期の民間塾をスタートし、現在第4期目を迎えています。こんな塾を、埼玉県越谷市や行田市、高知県須崎市、新潟県上越市などでも展開しています。
常々、「観光は総合力が試される」と言い続けています。狭い「観光」ではなく、地域の農林漁業や製造業、各種サービス業など、地域の強みを観光まちづくりに生かせる仕組みづくりと人づくりが重要だと思っています。
専門分野
観光まちづくりに関する主な実績
事業名 | 依頼者 |
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埼玉県行田市みらい創造塾第1期・2期の設営(平成29年度・30年度継続中) | 埼玉県行田市 |
銀の馬車道・鉱石の道(日本遺産事業)活用事業(平成29年度・30年度) | 兵庫県朝来市 |
農林水産省「農泊インバウンド」推進事業(平成29年度~継続中) | 宮城県登米市 |
ジオパークと観光まちづくり事業 (エグゼクティブアドバイザー:平成29年度~継続中) |
宮城県栗原市 |
日本遺産認定・フォローアップに係る地域活性化事業(文化庁 平成27年度~継続中)に係る地域指導 | 認定市町村(倉敷市・小松市・酒田市・呉市・舞鶴市など各地) |
地域力活用全国展開支援事業のアドバイザー業務(平成25年度以降継続中) | 新庄市・西条市越谷市など全国各地 |
横須賀市「観光立市基本計画策定業務(委員長)」及びその後のフォローアップ事業 | 神奈川県横須賀市 |
小田原市「観光基本計画策定業務(委員長)」及びDMO・DMC推進事業 | 神奈川県小田原市 |
北前船(日本遺産)を活用した地域連携及び活性化事業(平成28年度以降継続) | 北前船寄港地関係市町村 |
全国産業観光推進協議会(副会長)加盟市町村に対するアドバイス、事業構築指導 | 愛知県半田市、石川県金沢市など全国各地 |
これまでにアドバイザー等で深く関わった地域、現在、活動されている地域と、その概要
市町村名 | 取り組みの概要 |
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広島県呉市 | 呉市の新たな観光まちづくり主体の育成と事業創出を目的として、平成29年度に17課26人の行政職員の研修(毎月)を実施し、これを踏まえ平成30年度からは市民事業者の研修(30人)を実施している。第1期研修の行政職員は、これらの民間事業プランの実現に向けた支援体制を構築している |
神奈川県小田原市 | 平成28年度までに「観光基本計画」を策定し、これに基づき平成29年度にDMOを発足。さらに平成30年度からは基幹事業を絞り込んでDMCを設立。地域創生交付金を投入して、事業の立ち上げを支援している |
旧鎮守府4市(横須賀・呉・佐世保・舞鶴 | 日本遺産認定(平成28年度)を機に、これら4市の連携事業、未公開資源の整備・公開事業、4都市ガイドの交流事業などを実施。来年度からは海外都市との連携・外航クルーズ事業などに着手する予定 |
学歴・職歴等
学歴 | 昭和44年3月 香川県立高松高等学校卒業 平成48年3月 同志社大学文学部社会学科卒業 |
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職歴 | 昭和48年4月株式会社社会調査研究所入社 (現株式会社インテージ) 平成49年4月社団法人産業と環境の会入所 主任研究員 平成2年4月財団法人余暇開発センター入所 研究主幹 平成15年4月財団法人社会経済生産性本部入所(現財団法人日本生産性本部) 余暇総研・研究コーディネータ 平成20年4月公益社団法人日本観光協会入所 常務理事・総合研究所長 平成29年3月公益社団法人日本観光振興協会退職 総合調査研究所特別研究員に就任 平成29年4月株式会社ANA総合研究所入所 シニアアドバイザー就任 <その他> 文化庁日本遺産審査委員 文化庁日本遺産フォローアップ委員会委員長 |
著書・論文・講演等 | <主な著書・論文> 『地域からの未来創生』 (共著 学文社平成27年10月) 『産業観光の手法』 (共著 学芸出版 平成24年11月) 『観光実務ハンドブック』 (共著 丸善 平成20年1月) 『観光の価値は「ヒト」が創る』 (月刊『地理』平成29年11月) 『文化遺産を活用した地域づくり』 (愛媛経済研究センター 平成29年10月) 『「観光」からみた道路活用の多様性』 (「高速道路と自動車」論説 平成28年8月号) 『文化遺産の可能性と期待』 (文化遺産の世界日本遺産特集 平成26年5月号) 『ツーリズムイノベーションの時代』 (日本立地センター「産業立地」平成26年11月号) 『産業観光が地域の未来を拓く~第3世代の産業観光と課題~』(地方議会人平成26年2月号) 『蔵を活かした観光まちづくりを』 (月刊「地域づくり」巻頭特集 平成25年5月号) 『観光振興による地域鉄道の再生・活性化』 (「運輸と経済」平成25年1月号) など <講演等 /6か月以内の主な講演> 『日本遺産の可能性と期待~地域文化資源の活用と考 え方~』(備讃諸島活性化協議会平成30年12月) 『RESTART その先に見える朝来市の未来』朝来市市 民フォーラム基調講演(平成30年11月) 『バイオマス資源が「観光資源」となるための条件とは』(山形県新庄市 平成30年11月) 『地域文化資源の活用と考え方~海女文化と観光活用について~(三重県志摩市 平成30年11月) 『観光地から感動地へ~地方都市の観光創造に向けて ~全国商工会議所観光進行大会基調バネルディスカ ッション(コーデイネータ)(平成30年11月) 『明治150年記念・旧軍港市日本遺産フォーラム」横 須賀・呉・佐世保・舞鶴4市長によるディスカッシ ョン コーディネータ(平成30年11月) 『生野鉱山×明治150年記念フォーラム RESTART~ 新たな時代へ~コーディネータ(平成30年10月) 『諸外国に向けたMICE市場としての産業観光』ツーリズムEXPO(平成30年9月) 『日本遺産認定を契機とした新たな北前船文化の創造』福井県坂井市・北前船フォーラム(平成30年7月) 『産業観光における連携のヒントを探る~人・地域・歴 史をつなぎ、そして未来へ~』北陸財務局(平成30 年6月) 『地域文化遺産のストーリー化とその手法~北前船の日本遺産事例などを参考に~』小松市安宅地区(平成30年6月) ほか |